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インドネシア      投資統計 2016年度 第一四半期(1-3月)

 

2016年度第一四半期(1-3月)の投資実績が発表された。BKPMによる英文のプレスリリースと共に、日系投資の内訳を掲載しますのでご参照下さい。

 

(1)  四半期ベースでは内外(外国投資+内国投資)合わせ20期連続の上昇で引続き過去

最高値を更新しているものの、外国投資は前期(昨年末)比約3%減となり96.1兆ルピア(前年同期比では17.1%増)、国内投資50.4兆ルピア(前期比9%増、前年同期比18.6%増)合計146.5兆ルピアとなった。(今年の目標値594.8兆ルピアに対する進捗率は約25%と順調であるが、ルピア換算の為替はRp13,900/$(国家予算のベース)と昨年レートRp12,500/$より11%強ルピア安で計算されている。)

 

(2)  日本からの投資(実現額)は約16億㌦で昨年合計の28.8億㌦の半分以上という大きな伸びであるが(前年同期比では33%増加)、国別比較では、シンガポール(29億㌦)

に次ぎ2位であり、以下、香港、中国(共に約5億㌦)、オランダ(3憶㌦)が上位5カ国となっている。シンガポールは昨年実績(59億㌦)の約半分と大きな金額であるが、ここには華僑系の当国コングロマリットの現地法人や日・韓のそれらも含まれた合成値であり、シンガポール独自の数字はそれほど大きくないと推定されている。

 

(3)  自動車・二輪の国内販売は低迷しているが、常に大きな割合を占める同業界関連の投資は今期も約45%でトップとなっているが、特筆すべきは2位の化学・製薬関連が34.6%まで増えた点である。本年後半は金属・機械(今期は7%程度)及び大手商社の発電事業を中心とする電力・ガス・水道の Utility業界(同1.2%)が伸びる事から通年実績の数字も高水準になりそうである。

 

(4)  又、国別で注目されるのは中国の伸びであり、金属精錬など資源開発に関連した投資にインフラ整備向けの拡大を合わせると、昨年実績(6億㌦、香港は9億㌦)を大きく上回る数字になるものと思われる。当国を巡る日中の投資戦略は分野別、地域別などで対照的な傾向を見せているが、今年は競争がより厳しいものになりそうで、先般発表された(BKPM内の)China Desk発足もあり、色々な意味で中国の動きに注目される。

 

*日系投資の内訳の中で、従来ご報告していた“新旧案件の分類”に就いては

一部データの修正もある為、今後の取扱に就いて現在検討中です。

結論が出次第、改めてご報告致します。

 


 

和文 英文
インドネシア投資統計2016年 Q1
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2016年度第1四半期(1-3月)投資実績発表    443kb