インドネシア (直接)投資実績額 2015年度 第三四半期 (6-9月)

2015年第三四半期(7月-9月)の投資実績が発表されました。BKPMの対外公表資料を掲載しましたのでご参照下さい。但し、日本の投資内訳(分野別、地域別、新旧別)は追って入手次第掲載致します。発表の概要は下記の通りです。

 

(1)  総額140.3兆ルピアは18四半期連続の増加で過去最高を更新。外国投資92.5兆ルピア(前年同期比17%増)、内国投資47.8兆ルピア(同16%増)合わせた1月からの9カ月合計は丁度400兆ルピアで通期目標519.5ルピアに対し77%の進捗率。

 

(2)  総額をルピア建てで公表することからルピア安の影響を指摘する声があるが(昨年の公表レートは前半が10,500ルピア、後半が11,600ルピア、今年は12,500ルピア/㌦)、ルピア建ての部分も含めた外国投資金額は9カ月比較でもほぼ昨年並みと思われる一方、案件数は11,000件を超え昨年同期比で約70%も増加している。(小粒な案件が大きく増えている。)

 

(3)  国別ではシンガポールが今期約12憶㌦でトップとなり、9カ月合計でも合計35.5億㌦でトップ、多額の通信サービスにて前期トップとなったマレーシアが29.2億㌦、日本は今期約9億㌦増え合計で約25億㌦と各々2位、3位となった。

 

(4)  日本は昨年の通期実現額27億㌦に対し、9カ月で25億㌦と通期で昨年を超えるのは確実となっている。金額以上に注目されるのは案件数であり、昨年1年で1010件が今年は9カ月で1300件を超えている。製鉄、化学など既存の大型案件が順調に進捗している上に、小型のサービス業等が多数動き出している事や発電を中心とするインフラ案件の投資が活発化しており、来年度に向けても堅調な動きが予想される。

 

(5)9月、10月に発表されている“経済政策パッケージ”の中で、一連の許認可手続きの簡素化、合理化が打ち出され、更に景気刺激策としての税制優遇策などが積極的に実行されて行けば、外国・国内合わせた直接投資の伸びは固いものがあると思われる。それがルピアの安定にも貢献していくことが期待されよう。

 


 

和文 日文
インドネシア投資統計2015年 Q3
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2015年度第2四半期(7-9月)投資実績発表    1,213kb